国内生産量わずか0.01% 希少な日本在来種「もち大豆」
昔から日本で食べ継がれてきた大豆は、「畑のお肉」と呼ばれるほど良質なタンパク質が豊富に含まれており、日本の食卓に欠かせない存在です。
しかし、日本でこれほど大豆製品が好まれる中、国産大豆の生産量は全体のわずか5%程度と言われており、残り95%は海外産を使用しているのが現状です。
田中農場では、兵庫県や鳥取県・岡山県で伝わる「もち大豆」という在来品種の大豆を栽培しています。
約40年前、知り合いからいただいたのがきっかけで栽培をスタートしました。
もち大豆といえば兵庫県 佐用町が有名ですが、田中農場のもち大豆は、第一にもちもちとした食感が特徴的。 甘みやコクが強く、風味豊かな大豆です。
味噌や煮豆、豆腐などに加工しても美味しいことから、田中農場のもち大豆を毎年購入するのを心待ちにしてくださるお客様も多くいらっしゃいます!
ミネラル豊富な水田と畑の1年交互栽培で得られるメリット
田中農場では、「田畑輪換」といって水田と畑を交互に使い大豆を栽培する方法を用いています。
大豆を同じ畑で連作すると、土壌内の必要な養分バランスが悪くなり、生育不良がおきてしまい病気にもなりやすくなります。
それを防ぐために、水田を稲と大豆の栽培に交互利用をすることで、山の雪解け水から溶けだしたミネラルが水田に流れ入り、土壌にしっかりとミネラルが補充され、肥えた土壌になり大豆の栽培に適した土壌となります。
40年間こだわり続けた土づくり 完熟堆肥と天然の有機質肥料でできた栄養たっぷりの土壌
地元和牛農家から仕入れた良質な堆肥を基に、農場で半年〜1年間かけて熟成発酵させた栄養たっぷりの完熟堆肥で土づくりした土壌で栽培。深さ30センチまで耕せる大型のプラウを30年来使い、上質な堆肥(たいひ)をしっかりと撒きます。
また、サブソイラー(心土破砕機)という機械を使い、排水と空気のとおりをよくしています。養分吸収が旺盛な土壌を作っています。
その堆肥をメインにしながら、肥料は100%有機質な、天然の有機質肥料を使っています。原料は、油かす・魚粕(ぎょかす)[別名・魚粕(ぎょはく)]が主原料となっています。
田中農場の豆は農薬・化学肥料不使用なので安心です。
徹底した品質チェック 40年の熟練技が光る選別方法
田中農場が行う豆類の選別方法は、1・機械選別、2・手選別(一度目)3・手選別(二度目)4・袋詰めで最終チェックと、徹底して品質にこだわっています。
機械選別は、大きさの分別や虫にかじられた部分はないか?をチェックします。
そして、そこから人の目で2度、チェックをして選別します。機械ではよけきれない、小さな傷や未熟な豆、変形したもの、をしっかりとチェックし分けていきます。
小さな傷のあるものや変形したものは、味に全く問題がありませんので、それらの豆は加工品用になります。
手選別一度目は、勤続30年以上のメンバーが実施しております。田中農場の豆類の品質を守り、これからも繋げていけるよう従業員一同努めてまいります。
もちもちの食感・甘みとコクが特徴の田中農場のもち大豆
大豆は美容成分であるイソフラボンがたっぷりで、女性にはうれしい栄養成分がたくさん入っています。たんぱく質も多く、健康の味方ですね! 田中農場のもち大豆は、第一にもちもちの食感が特徴的で、甘味やコクがあり風味豊かです。煮ても煮崩れないので、豆の食感をそのまま楽しめるひじきと大豆の煮物やチリビーンズ(チリコンカンとも)などにしてももちもちのまま召し上がっていただけます。
選べる内容量は200g・300g・1kg袋の3つ
田中農場のもち大豆は、200g・300g・1kgよりお選びいただけます。ご注文の際「容量」のオプションにて選んでいただき、買い物かごに入れてください。
※お味噌づくりにご利用でしたらお得な10kgがございます。
⇒もち大豆10kg商品ページはこちらより